西海市立S中図書館

2011年3月4日金曜日

図書館談義(分類)

分類について、私がNDCに納得していないと聞いて、平湯先生、「分類に手を出そうというのは無謀だよ」。

重々、分かっておりますよ。でもね、これは使えんよと誰かが言わないと、事態は変わらないでしょ。書き始めたときと、今では、今の方がますます言わなければと思ってますよ。どこかで大胆に変えないと、行き詰まってしまうでしょう。

でも、「真剣にやれば、そこにぶつかるんだよね」とも。

元をただせば、今はなき某県教育研究雑誌に寄稿したとき、NDCのことに触れたら、そこは削除してくれと言われたのが発端でした。隣に某県の指導主事がNDCのことを書くので、私の内容とぶつかるからという理由で。

私の方としては、そんならもう書かない!と言いたかったけど、ぐっと我慢して交渉(大人だなぁ)。結局はそのまま載せることになりました。

言論の自由を持ち出すのは大げさですが、いちおう「研究」を標榜している雑誌なんでね。指導主事の見解と異なる意見は書けないというのは納得できませんよ。図書館がテーマだったのでなおさら。異なる意見がだめなら、図書館の存在意義ないでしょ。ま、雑誌自体がなくなってしまったので、今さらぶつぶつ言ってもしょうがないけど。

で、そのときは簡単に触れただけだったので、言い出した以上、どこかできちんと整理して述べないとと思っていたのでした。


平湯先生から教えてもらったことがもう一つ。滋賀県八日市市立図書館長だった西田博志さんが、分類を作り直す試みをしていたそうです。そういう人がいたんだ!

分類はかなりできていたらしいですが、病に倒れてしまったとか。その仕事がその後どうなったのか、分かりません。著書を借りてますので後日紹介します。

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