西海市立S中図書館

2011年4月22日金曜日

村山 斉『宇宙は何でできているのか』幻冬舎新書、2010

前に書いた、1年生の女子生徒が、分からないところがあるから読んで教えてくださいと言って持ってきた一冊です。


新書大賞取ってたんですね。難しい話なんですが、読みやすかったです。素粒子の種類と行動とか、宇宙に広がるダークマターの性質なんて、この上なくイメージしにくいんですが、著者はそれをかなり上手に説明してくれていたように思います。

こういうのが広く読まれているってのは嬉しいですね。素粒子論の最先端の概要が分かります。そして、この手の学問が、十年くらいの間にすっかり書き換えられてしまうものであることも。

小学校の頃、県立図書館の児童室で、湯川秀樹の素粒子論の解説書を読んだことを思い出します。その頃は素粒子といえば、陽子と中性子でした。それが中間子によって結合されて原子核をなしているという理論でした。

今からすれば、なんて単純な世界だったんでしょう。陽子が構造を持ってるなんて!宇宙だって、ほとんどがらんどうだと思われてました。

ちなみに、彼女のリクエストは、同じ幻冬舎新書の『生命はなぜ生まれたのか』でした。こっちもさっそく読んでみることにします。

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