西海市立S中図書館

2011年4月26日火曜日

Y高校

通潤橋です。運良く放水の行われる時間(土日の12時から15分間)に訪ねることができました。15分間でプール一杯分くらいの水が流れるそうで、なかなかの迫力。


そのすぐ近くに、Y高校と、その後行った山都町立図書館があります。


Y高校の中庭。なんと、阿蘇氏の居城跡があります。柱石が並んでいるのがお分かりでしょうか。創立115年になるという伝統ある学校です。



校門付近からは、次に訪れた山都町立図書館がすぐそこに見えます。写真の赤い建物です。



図書館入り口です。校舎が、四つくらいのブロックに分かれていて、おまけに生徒の動線が2階を中心としたものだそうで、端っこの1階にある図書館にはなかなか足が向かないようです。


いろいろ制約の多い中で、司書のTさん、がんばっておられるのがよく伝わってきました。隣町のS高校との合併が進行中で、今年度末には完全に統合されるとのこと。そしたら向こうの図書館の蔵書が入ってくるそうで、年度末は忙しくなりそうな気配。

平湯先生のアドバイス。高校図書館に共通の問題点。50年経った古い本も、新刊もいっしょに並んでいること。

それを大きく三つに分けたらよいのではないか。一つは売れ筋の本や鮮度の高い本。二つめが資料として使える、普通の分類で並べる本。三つ目は、一番奥の壁面書架を利用した「本の壁」。

Tさん、まだ赴任して間もないそうですが、一つめの課題はクリア。入り口近くに、楽しい展示や、よく読まれる本が固めて配架してありました。

残りに関しては、廃棄するもの、書庫に片付けるもの、書架に残すものと仕分ける必要がありそうです。また、地域資料や学校の特色を生かした資料などを固めて、「本の壁」を作ったらよいのではないかということでした。

仕事は山のようにあって、気が遠くなりそうですが、Tさん、がんばってね。


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