無理矢理のテーマですが、船乗りはみな読書家です。だって、海の上、することがありません。時間がたっぷりあるのです。陸の上の時間とは別の時間が流れている気がします。
航海に出るとき、本は必需品です。長期航海をしている人たちは、港で出会った別の船と、よく本を交換します。もちろん情報も一緒に交換するので、よかった港というのは知れ渡ります。
港からちょっと離れるだけで、陸の上とは別世界が広がります。普段眺めている景色が、視点を変えるとこうも違って見えるのかと思います。
イメージに遊ぶ、という要素も大きいのかも知れません。「行ってみたいな、よその国」なんですが、そのまま走り続ければ、よその国にだって行けるのです。
定められた道がない自由というのもあります。道は自分で選ぶ。というか、選ばなければなりません。
ね、案外読書と共通点、多いでしょ(ほんと、無理矢理)。
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