今度の日曜日が体育大会です。生徒達は、朝も昼も放課後も、準備やら練習やらに追いまくられています。で、図書館には閑古鳥が啼く...というのが例年の姿でしたが、今年は、朝の来館者と、貸出数は減っているものの(読む時間、ないのかな)、昼の来館者はまずます。
なんとかここを乗り切っても、次は6月初旬の中総体が控えています。体育大会が終わると、部活動をやっている生徒は、朝練、昼練とこなした上に、放課後も時間いっぱい練習ということになって、図書館にはつらい季節となります。
スポーツ関係の蔵書、バランスとしてはもっと増やしてもいいかと思いますが、このジャンルは回転が悪いんですよね。じっくり研究したいというのはもっともなので、仕方ないんですけど。
知り合いの司書(中学校2校掛け持ち)から電話があって、司書の仕事範囲について尋ねられました。教師の個人的な要望にどこまで応えたらいいのかというもの。
週2日勤務の中で、すべてのことができるわけはないので、どこかで線引きが必要ですよね。授業に使いたいという希望が出て少々忙しくなっても、そんな電話はかかってこなかったと思うのです。
臨時職員の立場から、教師にいろいろ言いにくいということもあるかと思います。
管理職や、図書館担当の職員と相談して、司書の仕事内容を職員みんなと確認した方がいいのでしょうね。図書館、大いに使ってもらいたいし、そのために司書も働いているので。まずは、管理職によ~く理解してもらうこと、必要ですし。
学校というのは、ともすれば部外者に閉鎖的になるところがあって、司書の方、そんなことを感じている人も多いかも。「開かれた学校」なんてキャッチフレーズもあるんですが、言葉だけ。
スクールカウンセラーなんかもそうですね。違う立場や、違うものの考え方を受け入れようとしない。スクールカウンセラーなんかいらない、と豪語する方も多くいらっしゃる。
ホントは、違う立場の人がいるから考えも広がるし、学校楽しくなるんですけど。何かというと「一枚岩」みたいな発想が好きな人が多くて。
で、最初に戻るんですが、学校文化の主要な部分を、体育会系の文化が占めていて、どうしようもない。本来はまとまるはずのないものを、力ずくで無理矢理まとめる。それで何かいいことあるのか?というような批判精神はどこかに吹き飛んでいます。
もっとも、そのような決めつけは、由緒正しい体育会系の方からは叱られるかもしれません。旧態然とした、理屈よりも根性、というような悪しき体育会系文化のことですからね、あくまでも。
0 件のコメント:
コメントを投稿