西海市立S中図書館

2011年5月23日月曜日

ハードディスクトラブル

青くなりました。今までの写真データすべてが消えたかと思いました。

そもそも、事の起こりは、ハードディスクがいっぱいになったので、データを少し整理しようと思ったことでした。

まずは、外付けハードディスクに、全体のバックアップを取りました。

次に、内蔵ハードディスク(二つ入れてます)のいっぱいになった方から、もう一つへ写真データをまとめて移動しました。二つめのハードディスクは、パーティションを切って二分割していました。これで、二重にコピーができたことになります。

さらに、メインのハードディスクの残りの部分を、二つめのハードディスクのもう一方のパーティションにコピーしました。これが悪夢の始まり。

数時間はかかる作業なので、しばらくほったらかして、止まっていたようなので見てみると、作業が途中で中断されていたのです。おまけに、理由はわかりませんが、二つめのハードディスクは、コンピュータから認識できなくなっていました。認識するには、フォーマットが必要だったので、フォーマットを試みたら、認識できるようになりました。もちろん、フォーマットしたことで、データは失われますが、最初のバックアップがあるから大丈夫!

と高をくくっていたら、とんでもありませんでした。やおら外付けハードディスクのバックアップを復元しようとしたら'This file is damaged.'というメッセージが出て、復元できないのです。

二重に安全策を取ったはずが、バックアップは全部なくなってしまったのです。

過去の写真はあきらめるとしても、現在やっている大事な仕事に、この写真ファイルはどうしても必要です。6月と夏休みには、発表もすることになっていて、写真なしではとうてい無理です。

一瞬頭が真っ白に...

とりあえずは、残っているデータの残骸を拾い集めることにしました。USBメモリーや、カメラのSDカード、生き残っているハードディスクの空いた領域などに残っているファイルの痕跡を復元してくれるソフトがあるのです。

コンピュータがデータを記録するときは、本文の量がべらぼうに多いので、目次に当たるものが作ってあります。普通にデータを消すと、目次だけ消えるのです。本文は、上に別のデータが書き込まれるまではそのまま残っているのです。それを拾っていけば、かなりのデータが復元できます。

他に、別の機会に発表したデータなども収集してみましたが、もとのものには遠く及びません。全データ量が10GBくらいあったのです。

次に思いついたのが、外付けハードディスクのおまけ。復元ソフトの試用版が入っていました。これを試してみたら、なんと、フォーマットしたハードディスクのデータが、丸ごと見えるではないですか。フリーのソフトでもかなりのことはできますが、さすがに強力。元のフォルダ名までちゃんと残っていました。もっとも、試用版は復元可能とわかるだけで、実際の復元は購入してからになります。

これはもう、買うしかありませんね。オンラインで手続きすれば、その場で使い始められます。

かくして、悪夢は過ぎ去りました。データ量が多いので、今も横で復元中。ブログはサブのパソコンで書いてます。ファイナル・デ○タ、強し。命拾いしました。

それにしても、こんなこともあるんですね。「女難の相」なんて書くから呪われた?んじゃなくて、偶然のなせる技でしょう。大切なデータのバックアップは、面倒がらずCDやDVDに焼いておくのがいいのかもしれません。

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