昨日、アーケードで目についた光景。路上でやっている占い師のところに行列がありました。なんと待っている人の整理のための立て札まで。
並んでいるのは若い女性が多かったようですが、中には男性の姿も。行列にはちょっと驚いたのですが、血液型性格診断や、星占い、手相の本、変わらない人気を保っていますものね。
そういえば、大学の同級生に占いができる奴がいました。手相を見るのですが、聞くと、材料は服装でもなんでもいいのだとか。相手をぱっと見た瞬間に、全部分かってしまうんだと言ってました。
そういう風に分かってしまうせいなのかどうなのか、大学4つ目で(他はみな中退)、ちょうど4つ年上でした。まったく同じ服を何着か持っていて、毎日同じ服装でやってきてました。「お前女難の相がある」と言われたのを覚えています(笑)。
レナード・ムロディナウ(『たまたま 日常に潜む「偶然」を科学する』ダイヤモンド社、2009)によれば、人間は、まったくランダムに並んだものからも何かの意味を読み取ってしまう傾向があるそうです。
どうも私たちは、世界が無秩序であることに耐えられなくできているらしいのです。だとすれば、占いが繁盛するのは、むしろ世の中が混沌として先行きが見えない故なのかもしれません。
おっと、占いからずいぶん話が飛躍してしまいました。繁盛してたのは、1回500円という格安料金のせいだったかも。
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