西海市立S中図書館

2011年6月1日水曜日

服務規律担当者会議

今日は長崎くんちの小屋入り。街のあちこちから聞こえてくるしゃぎりの音をよそに、午後は会議で出かけました。

今年の踊り町の一つ、大黒町(本文とは関係ありません)
最近不祥事続きと言うことで、綱紀粛正のための対策会議。で、市長さんじきじきのお出まし。

ニュースでは確かに教員の不祥事が続いてます。でも、犯罪報道と一緒で、実際に増えているのかどうかはわからない。また、公務員や教員の不祥事が、世間一般の会社などに比べてどうなのか。本日の会議でも、その点には誰も触れませんでした。

もちろん、教員や公務員には世間以上に厳しい基準が求められることは確かでしょう。でも、会議を主催している側にも、基準も何も、マスコミで騒がれているから、という位の認識しか、ない。実態がどうなのか、誰も知らない。

これじゃ、議会・マスコミ対策のアリバイ作りだろうと勘ぐられても仕方がないでしょう。

挙げ句の果ては、県知事(報道によれば、です)・市長ともに、「気のゆるみがあるのではないか」などとおっしゃる。お前ら、たるんどるからしっかりせい、と言って不祥事がなくなるなら苦労はありません。生徒指導も同様。

生徒がたるんでるから、やる気がないから、家庭がめちゃくちゃだから、等々。それはもっともでしょうね。でも、そこに原因を持っていってダメじゃないかと言ってみても、何も変わりません。対策も何も立てようがありません。

人を集めて「しっかりしろ!」と叱咤激励するだけ、なんてことになる。

さすがに今日のはそこまでひどくなかったです。結論は、士気の高揚と、働きやすい職場作り、といういたってまともなものでした。

ぜひ、このことを忘れないでほしいと思います。また、働いている人には、いろんな立場の人がいるんだということもね。

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