池田良穂『図解雑学船のしくみ』ナツメ社、２００６

昨日紹介したブックトークで取り上げた一冊。最右翼。

類書が多いです。どれをとっても、大きくはずれはないように思います。出てからすこし時間がたちましたが、これはよかったです。池田さん自身が他の出版社で類書たくさん出してますし。

浮力のおかげで、船のエネルギー効率は、他の乗り物と比べて、とてもよいそうです。移動スピードはおそいけれど。

だから、これからも船は使い続けられるでしょう。そんな船について、浮く原理や進むしくみ、推進器、エンジン、揺れについて等々、いろんな角度からわかりやすい解説がしてあります。

日本の造船技術がいまだに世界のトップクラスであることもわかります。まだまだ捨てたものじゃない！

同じ著者で『みんなが知りたい船の疑問１００』サイエンス・アイ新書、ソフトバンククリエイティブ、２０１０も、話題を拡張しながらおもしろく展開されてます。