西海市立S中図書館

2014年1月21日火曜日

福本友美子、江口絵里『図書館のトリセツ』講談社、2013

「世の中への扉」シリーズの一冊です。とても読みやすい図書館の利用ガイドに仕上がってます。


シリーズのどの本も、それなりによくできています。さすが講談社、というところ。ただ、納得できないところが一つだけ。本文の内容ではありません。

奥付に、N.D.C.916という記載があったのです。著者の一人は司書だった人ですから、これを日本文学に分類するとはとても思えません。

NDL-OPACのデータを確認したら、さすがに文学ではなく、総記(015)と分類してありました。長崎市立図書館も同じ。

他の本も見てみたら、このシリーズには全部同じ分類番号が振ってありました。だからでしょう。書店からもらった書誌データには、版元の分類が採用されていました。

出版社にとっては、これは悩むような問題ではないのでしょうね。

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