西海市立S中図書館

2017年4月24日月曜日

図書館教育研修会

市教委主催の研修会がありました。毎年この時期に、司書と担当者全部を集めて行われるものです。

大事なことを、毎年、年度初めに確認する。それはとても大切だろうと思います。新しい司書や担当者もいるでしょうから。

ただ、毎年聞いている者からしてみれば、ややマンネリ化の嫌いなきにしもあらず。貸出数も、伸びつつありはするものの、中学校の伸び方はとても緩やかです。

学力向上を錦の御旗として、学校現場では、小中ともに、朝読書の時間を学習に使おうとする傾向が強くなっています。

それを跳ね返すだけのものを、小学校・中学校ともに十分持っていないような気がします。

学校の中でやっているあらゆることが、学校と教育委員会のアリバイ作りのために奉仕するようになっていて、その傾向はこれまた年々とても強くなっています。

教師は、媒介なしに直接児童生徒に相対すべきものだし、読書を勧めるのは、学力テストで高得点をねらうためのものでは、もちろんありません。

これまた、そんなこと誰もが分かっているはずなのに、いっこうになくならない考え・やり方です。それにくさびが打ち込めるのは、学校の中では図書館くらいじゃないでしょうか。

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