西海市立S中図書館

2017年11月9日木曜日

堀越英美『女の子は本当にピンクが好きなのか』Pヴァイン、2016

ピンクという色をめぐって、ジェンダー問題を論じた本です。


子ども向けの服、おもちゃの世界。いつからピンクが女の子の色になったのでしょうか。それは割合新しい流行のようです。

この本の中に、フランクリン・ルーズベルト大統領の幼少期の写真が載っていましたが、どこから見ても女の子の服装。

私たちが現在当然と思っていることも、案外歴史は短かかったりするものなんでしょう。

本書の中で、著者は、アニメの『アナと雪の女王』や『妖怪ウォッチ』を評価していました。子どもたちが成長していくこれからの社会の、あるべき人間関係のあり方が、それらの作品の中に現れている、という読み方でした。

私はこれらの作品を見ていなかったのですが、見てみようと思います。

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