西海市立S中図書館

2018年4月16日月曜日

床置き書架のキャスター

床置き書架には、下にキャスターが取り付けられていました。



以前に、どこかの学校で同じようなものを見たことがあります。この部屋を会議室にするとき、書架を移動させるための仕掛けです。

これは、いろんな意味でよくないやり方です。特に、地震の際、棚が動き回って極めて危ないです。

また、棚の高さは、必要なキャパシティを満たしながら、なるべく低くなるように設計されています。これだけかさ上げされると、本来の設計の意図は台無しになってしまいます。

見た目も非常によくないです。せっかく木の風合いで統一されているところに、ごつい金属の灰色が入ってしまって、がっかりさせられます。

そもそも、ここを会議室にするため、という名目で、この部屋の本来の目的が忘れ去られてしまっているのです。

図書室を移転させればここを会議室にしてもいいと思いますが、会議室も、教室棟の広い部屋に置いた方が、ずっと使い勝手はよくなると思います。

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