現勤校も含めて、三つの学校で、人権週間にちなんだ人権セミナーを行いました。それぞれの教師が、自分の得意分野で授業を行い、生徒は、普段のクラスを離れて、希望のテーマの教室を選ぶというもので、類型的になりがちな人権学習のやり方としてはなかなか優れたものだと思っています。一クラスの人数が少なめにできるのもいいところです。
私のテーマは、最初にやった2015年から、いつも「図書館と人権」。資料は、少しずつ改訂しながらやってきましたが、今年はLGBTの問題なども加えて、個人情報・プライバシー・知る権利などの問題を幅広く取り上げました。
教師の悪い癖で、自分の関心が高い領域だと、ついつい欲張った内容になって、やや時間オーバーでしたが、LGBTを取り上げようと思ったのにはいくつか理由があります。
一つは、最近、一般書にも、学校図書館向けの書籍にも、そのテーマのものが一気に増えてきたと感じているからです。実際、本校にも多くの関連本が入りました。
もう一つは、先日、3年生の生徒を対象に行った、外部講師を呼んでのDV防止の授業の際のエピソードです。
終了後、市の女性センターからのアンケートがありました。その記名欄の隣に「自認する性の男女」という意味の項目があったのです。
なるほど、さすが女性センターと思いましたが、一方、教師の目にも入るアンケートに、男女の別がはっきりなされている学校で、登録されている性とは違う項目に〇を付けることはなかなかできそうにないとも思いました。
学校の現状は、すぐに変わりそうもないのですが、これから変わっていくはずだという期待を込めて、この問題を取り上げてみました。
私のテーマは、最初にやった2015年から、いつも「図書館と人権」。資料は、少しずつ改訂しながらやってきましたが、今年はLGBTの問題なども加えて、個人情報・プライバシー・知る権利などの問題を幅広く取り上げました。
教師の悪い癖で、自分の関心が高い領域だと、ついつい欲張った内容になって、やや時間オーバーでしたが、LGBTを取り上げようと思ったのにはいくつか理由があります。
一つは、最近、一般書にも、学校図書館向けの書籍にも、そのテーマのものが一気に増えてきたと感じているからです。実際、本校にも多くの関連本が入りました。
もう一つは、先日、3年生の生徒を対象に行った、外部講師を呼んでのDV防止の授業の際のエピソードです。
終了後、市の女性センターからのアンケートがありました。その記名欄の隣に「自認する性の男女」という意味の項目があったのです。
なるほど、さすが女性センターと思いましたが、一方、教師の目にも入るアンケートに、男女の別がはっきりなされている学校で、登録されている性とは違う項目に〇を付けることはなかなかできそうにないとも思いました。
学校の現状は、すぐに変わりそうもないのですが、これから変わっていくはずだという期待を込めて、この問題を取り上げてみました。
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