900×1800mmという標準のベニヤ板は、普通の車には載りません。1800mmの長さの標準的ななSPF材も、積みにくい車が多いと思います。
カットできるものはホームセンターでカットしてもらって運ぶという手があり、後の作業も少なくなるので、一石二鳥ではあります。
この問題があるので、掲示板や大きな展示台は現地でしか作れません。ベニヤ板2/3で作る展示台なら普通車でも後部座席に積めるので、こちらの方が人気だったりします。
私の車は、しばしば大きな材料を運ぶので、ルーフキャリアを付けています。
これで、ベニヤ板も楽々運べます。車の全長が4mほどなので、それくらいの長さまでならまったく問題ありません。精霊船(しょうろうぶね)作るときには全長を越える竹を運びました。車長の1割までならはみ出してもかまわないようです。それ以上は許可が必要とのこと。
また、後部の開口が広く、座席も分割して倒せます。助手席と、後部左の座席を倒すと、2mくらいまでの材料(ただし、幅の狭いもの)は中にも積めます。
もっとも、材料をがんがん積み込むには、傷ついたり、ほこりだらけになっても気にならないくらいのボロ車である必要もあります。その点、私の車は合格!
ちなみに、今どき珍しいマニュアル車です。坂道の多い長崎では、大きくて重い荷物を積んで走り回るとき、力を発揮します。こどもとしょかんの引っ越しの際は、ずいぶん活躍しました。
荷物運びのために、ロープはいつも積んでます。しっかり縛るためには、ロープの途中に輪を作り、滑車の原理を使って強く締め込むワザが必要です。ロープワークの本はアウトドア関連でたくさん出ているので、練習してみてください。スイスイとできるようになるには、少し年季が必要。
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