美術部だったもので(絵は下手ですが)、油絵を描くためのキャンバスの張り替えをやっていたのです。キャンバスは独特の釘と、専用のやっとこのような道具を使いますが、布の張り方は同じことになると思います。
最初に、一つの辺の中央を留めます。そして、反対側中央を、少し引っ張りながら留めます(1,2)。
次に、隣の辺の中央を留め、反対側へ(3,4)。
その後は、辺の中央と角の間を留め、同じことを繰り返します(5,6)。キャンバスは強いので、釘の間隔が空いていても大丈夫ですが、椅子の布の場合、間をほとんど詰めるような打ち方になると思います。道具についてはまた別に説明します。
このとき、布の織り目を見ながら、縦糸、横糸がまっすぐになり、かつ直交するように張り具合を加減するのがコツ。やり直すこともできるので、気楽にやってみてください。
椅子の構造にもよりますが、昨日紹介した椅子の場合、前の布はそのままにして、上に新しい布を張りました。古い椅子は、クッションのスポンジがぼろぼろになっていたりするので、取り付けに無理がなければそのまま張ってしまう方がいいかもしれません。
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