余震がまだ続いているようです。姉のところも、電気は復旧したものの、揺れが続くので落ち着かない様子。妹の一人は、電車に乗っているとき震度5の地震が来て、また閉じこめられたそうです。再び強い地震がくる可能性も報道されており、安心できません。
電話回線も落ち着いたようだったので、姉と少し話をしたのですが、懐中電灯が一つしかなくて、電池のスペアもなかったため、食用油で応急のランプを作ったそうです。オイル・ライターの芯を使ったとのこと。昔はローソクが多くの家にあったと思うのですが、仏壇のある家、少なくなりましたからね。
非常用の食料としては、火を使ったりせずにそのまま食べられるものが必要だと言ってました。レトルト食品やカップ麺があったが、お湯を沸かさなければ食べられないので困ったと。
フランスの友人は、原子力発電所のことを心配していました。最悪の場合、影響の及ぶ範囲は極めて広くなってしまいますから。
環境への負荷が比較的少ないということから、原子力発電の重みが増してきていたところにこの地震です。これからどうするべきなのでしょうか。環境問題についても、エネルギーの問題についても、さまざまな意見があって、方向性を見いだしにくいように思います。
さしあたっては被災地の救援と復旧が課題となるでしょうが、その次は、今後の長期的な視点を持った政策が求められると思います。これを機に、もう一度どのようなエネルギーに頼るべきかよく考えてほしいなぁ。
和歌山で自分の船を修理中の、オランダの友人からは、パニック気味のメールが届きました。ニュースで分かる範囲で、日本の西部は無事だと知らせておいたのですが、東北地方の海岸線の映像を見て動転してしまったようです。
深い入り江では津波の被害が大きくなる傾向があり、件の造船所が入り江の奥にあったことから、なお心配が増したようです。念のため、近くの知人に連絡し、確認してもらいました。長崎同様50cm程度の潮位の変化があったようですが、被害は皆無とのこと。
被災地のために何かできることがあれば教えてほしいとも言ってましたが、道路の損壊のため、現地に近づくことも簡単ではないのだと知らせておきました。
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