関東に嫁いだばかりの姪っ子から、兄の所に、米、インスタント食品等が手に入らないとSOSがあったそうです。それを聞いてスーパーを覗いてみたら、なるほど、棚ががらがらでした。パンや卵、牛乳なんかもわずか残っているだけ。輸送の混乱を予想してか、生鮮食料品も結構品切れでした。
今日は卒業式。いろいろ問題の多い私の学校では、朝から3年生担任と生徒指導担当の教師が校門に立って、荷物と服装の検査をします。怪しい(?)荷物は預かりになります。
タオルを一枚だけ持ってきた女子生徒がいて、教師達は???涙をぬぐうために要るのだと言っていました。ハンカチでは足りそうにないからタオルにしたそうです。
式は被災地に向けての黙祷から始まりました。淡々とした進行でしたが、元生徒会長、別れの言葉を読みながら、自分が泣き出してしまい、会場の涙を誘いました。
授業や掃除をさぼって図書館に現れていた女子生徒2名も、眉毛はなかったものの、髪はほどほどの色合いだったので、眉毛を描いて、どうやら参加を許されました。卒業証書授与の際はどうするんだろうかと案じていましたが、無事終えました。
最後に校門まで生徒・職員全員で卒業生の見送り。その子たちから、花と写真・手紙をもらいました。手紙には図書館にいさせてくれたことの感謝が便せんの裏表両面にびっしりつづってありました。もし自分たちのような生徒がまた現れたら、その子たちもよろしくとありました。
もちろん、そうしますとも。教師の立場としては最後まで微妙なところでしたけどね。
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