読書感想文について書いたものはたまに目にしますが、読書感想画についてはどうでしょうか。あまり見たことがありません。ご存じの方おられたら教えてください。
読書と絵を結びつけるという発想はどうなんでしょうか。
絵を描くとき、インスピレーションをどこから得るか。それは何であってもかまわないと思います。物語から発想を得て絵を描くというのは大いに結構。美術の時間ならあり得るでしょうね。
でも、それを課題にして、しかもコンクールにするというのはいかがなものか?感想文についてもつきまとう問題ですが、絵になると、なお問題点がはっきりするように思います。
いったい、絵を評価しているのか、それとも物語の読みを評価しているのか?読みがどんなに優れていても、それを具体的なイメージに仕立て、さらに絵画として表現しなければなりません。でも、絵画として評価するのであれば、読書感想画と名付ける意味がなくなってしまいます。
そもそもコンクールの主催者は、何を求めているのかしらん。募集要項見ても、感想画とは何ぞやとか、どのような観点から審査するのか、なんてことは書いてありません。挿絵なんかを真似しちゃだめだというだけ。だけど、作画の動機なんかは言葉で書いて付けなきゃいかんのだと。
う~ん。やっぱり無理があるよねぇ、これは。感想文同様、根っこの発想が安直すぎ!でも、これまたみんな止めないんだろうなぁ。
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