土曜日に県立大学で免許更新講習を受けたときに、県立大学の先生から聞いた話です。
ひと頃、大学の講義が私語でなりたたないと騒がれたことがありました。でも、今どきの大学では、大人数の講座でも教室は割合静かなんだそうです。
なぜでしょう。みんなケータイやスマホで、「ケータイ私語」をやっているからだそうです。
用事があって学生をつかまえようと思ったら、PCメールや、ケータイ電話ではもう無理なんだそうです。ケータイメールならまだ何とかなるそうですが、そうした連絡の手段も、急速にツイッターなんかに移行しているとのこと。
おお、大学というのはやはり最先端なんですね。喜んでばかりはいられないぜ、というところもありますが。
それから、今や就職活動にネットは欠かせないそうです。就活用のウェブサイトがあるらしくて、ほとんどの学生がそれを利用しているらしい。ノートとペンというのがもはや要らなくなってしまったようです。
ちなみに、情報工学や認知心理学の講座だったのですが、パソコン室だったので、試験の解答はワープロで書いてOKでした。ま、その方が先生も読みやすいでしょう。
今、ニコラス・G・カーという人の『ネット・バカ』というのを読んでるんですが、こうした文明の変化は、脳の構造や働きに影響を及ぼさないわけがない、という考えです。特にインターネット。しかし、もうみんなそれを手放せなくなってしまったのではないでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿