西海市立S中図書館

2011年7月21日木曜日

図書館のマナー(司書研修会の課題から)

課題:マナーの定着をどうしたらいいか。

ここで「マナー」というのがどんなことを言っているのか、確認してませんでしたが、まず最初に思いつくのはこれ。

「静かに本を読みましょう。」

これ、どうなんですか。私は図書館のマナーから外してます。「おしゃべりしてもいいよ」と言うと、まじめな子の多い図書係の生徒から「先生、だめですよ」と叱られたりしますが、別に図書館がシーンと静まりかえってなくていいです。

基本は人に迷惑をかけない程度ということですが、考え方の問題として、図書館が、くつろいだり、友だちとおしゃべりする場所であってもいいよ、ということです。大声で叫んでなければ、多少にぎやかなくらいは許容範囲。

ただ、暴れ回るのは困ります。水耕栽培のコップや、植木などをあちこち置くのは、それへの牽制という意味もあります。

もちろん、中学生でも、書架の間で鬼ごっこやかくれんぼ始める生徒もいます。とっくみあい始めるやつも出てきます。

目に余るときは「イエローカード」を出すことにしてます。今のところ、口に出してそう言うだけで理解してくれるようです。もう一枚出たら退場だよと。

小学校だったら、実際に黄色のカード、念のために赤いカードも作って用意しておくといいかも。私のところも、状態が悪くなればそうしようと思います。レッドカード出すことは、原則したくないですが。イエローのところで次は退場なんだとよく言い含めること。審判への抗議ももちろん退場ね。

体を張ったスポーツで、エキサイトしがちなゲームの中で出てきた仕組みは、なかなかよくできていると思います。大声で注意したり、いろいろ説諭するより効き目があります。

子どもたちはたぶん、教師のお説教にはあきあきしているので、同じ轍は踏まない方がいいですよ。お説教では子どもの行動は変わりません。

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