上野公園、国立博物館の先に、国際子ども図書館があります。旧上野図書館は、明治39年に建てられた風格のある建物。
まずは「子どものへや」を見学。
円形に配置された独特の書架。外向きの棚には0~8類、内向きの棚には9類を読みやすさなどで仕分けして配架。中央はドーナツ型のベンチ。部屋の四隅はそれぞれ別のコーナーになっています。
隣室は、「世界を知るへや」。中央に細長い楕円の閲覧テーブルがあって、周囲に国別の資料。
2階は資料室が2部屋。それぞれ日本の児童文学資料と、海外の資料。後者の部屋には世界各国の絵本が集めてあります。私の一番好きな絵本の原典もありました。
トルヴァル・ステーン『小さなミリーとにじ』(岩波書店、1997)。絵の色づかいがとてもきれいなんですが、ノルウェー語版原典の紙質と印刷はさらによかった。
3階には「日本の子どもの文学」の特設展示。
建物の大きさの割に、閲覧スペースはそんなに広くないのですが、天井の高い落ち着いた部屋で、静かに調べ物ができます。今日は一日ここで過ごしました。
なお、子どものへやの司書の人によれば、YA向けの調べ学習の部屋の開設に向けて準備中とのことでした。
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