駅前の書店で学校用の選書をしていたら、前任校のあった西海市の司書のMさんとばったり会って、しばらくおしゃべり。
西海市は、離島部を除く中学校6校に、司書が4名配置されてます。長崎市のお隣の、過疎の地域ではありますが(人口3万、人口密度127人/㎢、長崎は人口44万、人口密度1090人/㎢)、長崎と比較すると、とても恵まれた環境です。近々2校が統合などでなくなり、中学校全校に専任司書がいることになります。残念ながらフルタイムではないんですけどね。
これまでは、中学校の司書が校区内の小学校の面倒もみることになっていたのですが、今年度は、小学校に図書館担当の職員が配置されることになったそうです。
緊急雇用対策の一環で、単年度限り。司書ではありませんが、主に図書館の仕事をするための採用で、離島部の2校を除く全15校に、10名が配置されています。
問題点がないわけではありません。でも、学校司書が置かれて、それなりに成果をあげてきたことが認められた結果だろうと思います。なにせ、これで、小中学校のほとんど全部に、図書館担当職員が置かれることになったのですから。
図書館には人が必要なのだと、遅ればせながら長崎近辺でも認められつつあるようです。ご同慶の至り。
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