大阪に出張があったので、そのついで(どっちがついでだか?)に国立国会図書館関西館を尋ねました。
伊丹空港からバスで大阪へ。大阪駅から環状線で京橋。学研都市線に乗り換えて、祝園駅まで。そこからバスに乗り換えて10分ほど。もうあと数駅で奈良というところにありました。電車の部分だけで約1時間の長い道のり。
あいにくの雨でした。だだっぴろい新興の住宅地?にガラス張りの大きな建物。バス停から入口まで、遮るものがないです。天気が悪いときは行きにくそう。
たまたま、時間が合ったので、ミニガイドツアーに参加。
検索の仕方など、超初心者向けですが、ていねいに教えてもらいました。
「国立国会図書館」は、「国立図書館」という意味と「国会図書館」という二つの意味合いがあるのだそうです。「国立の」「国会図書館」だと思ってたんですが。
もちろん国会議員のための資料提供は大事な役目でしょうが、それだけではないということ。職員約120名。一日の利用者は200~300人程度だそうです。
来たいヤツだけ来ればいいよという立地ではあります。
開架部分と閲覧室の床面配置図です。
ほとんど閉架で、開架部分は参考図書が主なのですが、主要な新聞のバックナンバーや、官報は開架です。図書館関連なども、開架に結構出てました。人気のある雑誌も開架。オーストラリアの"The Library"なんて、写真を見るだけでも楽しいものがありました。
この館の分担は、主に欧文雑誌、科学技術資料とアジア関連資料。韓国や中国の新聞・雑誌も豊富にそろってました。読めないけど。
閲覧室の一角に分類カードの棚があったので、カードも使っているのかと尋ねたら、現在、ビルマ語の資料に関しては、カードでしか検索できないのだそうです。多くの言語を扱うには、まだまだ技術的な難関が残っているのでしょうね。
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