宿は大阪駅の近くに取りました。地下鉄御堂筋線から中央線(近鉄けいはんな線と乗り入れ)に乗り換え、約30分で、荒本駅へ。駅を下りたらすぐに案内板があって、迷うことはありません。
地下鉄出口から約400m。大きくて立派な東大阪市役所のとなり。こちらもなかなか立派な建物です。
受付で写真撮影を申し出たら、係の方と一緒ならOKとのこと。お願いして、いっしょに回ってもらいました。『三千円から・・・』の冊子を見せたら、その方は、この図書館ができたころ、伊万里図書館を見学に行ったことがあるとのことでした。
その影響かどうか分かりませんが、子ども室には、こんなS字の絵本架もありました。
外観はややいかめしい印象なのですが、中はとてもやわらかい感じ。1階部分の外壁は全面ガラス張り。半円形の部屋に、背の低い床置き書架がゆったりと放射状に並んでおり、穏やかな色調とあいまって、とても落ち着いた雰囲気の部屋ができてました。
サインは、開館当初のものから、大きく見やすいものに作り替えられてました。上の写真のような床のカーペットもなかなかよいですね。
あれ、府立に手づくり家具が!!!と思ったら、これは、大阪子ども読書活動支援事業実行委員会が、府立図書館の協力を得てやっている「えほんのひろばづくり」の段ボール面展台とのこと。つくり方のマニュアルをもらいました。これ、ちょっとおもしろい取り組みですね。
職員約50名。児童室とレファレンス関係は府の職員。他は外部委託だそうです。府立としての役目も果たしながら、利用者にも優しい、すてきな図書館でした。
司書のSさん、写真撮るために長々とおつきあいいただき、ありがとうございました。
府立図書館と同じ建物の一角に、国際児童文学館(旧大阪府立国際児童文学館)があります。
元は、鳥越信さんのコレクション12万冊が大阪府に寄贈され、万博公園内に国際児童文学館として開かれていたそうですが、それが移転したもの。コレクションは今では70万冊まで増えたそうです。すごい!
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