地下鉄で梅田から一駅。淀屋橋駅を下りると、川沿いに市役所をはさんで古風な建物が三つあります。古い方から、日銀大阪支店、中之島図書館、中央公会堂。
図書館は、明治37年開館。住友家からの寄付でそうです。正面にはギリシア神殿風の堂々とした玄関。柱にはちゃんとエンタシスもあります。
写真には写ってませんが、中央にはドームのある、築100年を超える重厚な建物。ドームの天井と、内側に円形に並ぶ木の柱もよかったです。
残念ながら、重要文化財のため中の写真は撮れませんでした。
二つある大阪府立図書館の中で、こちらは、ビジネス支援と大阪の地域資料、古典籍に特化した図書館となっています。
室内はもとより、書架なども古いですが、カウンター後ろにびっしり並ぶ予約本を見ると、利用者はかなり多いように思いました。
いかにも古そうなスチームのヒーターに熱が通っていました。
建物の周辺も、館内の雰囲気も、とっても落ち着く感じで、のんびりしてしまいました。帰り際に受付のおばちゃん(失礼!)が、「さよならねぇ」と声をかけてくれたのも、いかにも大阪。
今回の図書館巡りの旅は、これで打ち止め。どこもずっしりとした印象が残りました。これで仕事がなければ言うことなしだったのですが...(嘘です。授業の報告はまた別に書きます)。
おっと、いったんアップした後で、昨日行った、大阪市立中央図書館のことをまだ書いてなかったのに気づきました。ここまでの三つで、もう満腹。でも、まだ最終回が残ってました。
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