いつも変わりばえしない内容なんですが、今年は、保護者向けに「いのち・心」
以下は、取り上げた本のリストです。図書館の前の展示台に並べました。
徳永進『死ぬのは、こわい?』理論社、2005
あべ弘士『動物の死は、かなしい?』河出書房新社、2010
あべ弘士『動物の死は、かなしい?』河出書房新社、2010
森達也『いのちの食べかた』理論社、2004
長沼毅『14歳の生命論』技術評論社、2011
近藤良平『からだと心の対話術』河出書房新社、2011
宮田雄吾『14歳からの精神医学」日本評論社、2011
どれもYA層をねらった本ですが、 大人が読むのに十分耐えます。理論社(現在は、版元はイースト・プレスに変わってます)の「よりみちパンセ」のシリーズ、河出書房新社の「14歳の世渡り術」のシリーズ、どちらもなかなかの品揃え。
長沼毅『14歳の生命論』技術評論社、2011
近藤良平『からだと心の対話術』河出書房新社、2011
宮田雄吾『14歳からの精神医学」日本評論社、2011
どれもYA層をねらった本ですが、
ここにあげた中で一番強烈な印象を受けたのは、『死ぬのは、こわい?』です。
鳥取で終末期医療に携わる著者が、中2の夢二君を引き連れて病棟を回ります。
そこでは、たくさんの人が死んでいくのですが、どの人も尊厳を失わずにこの世を去っていきます。そうした数々の死に照らされて、私たちの生もあるのだと思い知らされます。
『動物の死は、かなしい?』は図書館員必読。
旭山動物園の飼育係だった著者の、幼少期から動物園を離れるまでの回想記ですが、図書館がよく登場します。著者は本を読み、そこから自分の生き方や仕事を見つけていきます。
リストの最後の2冊は、大人向けと言っていいように思いました。心とからだの健康のためによいクスリになります。
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