西海市立S中図書館

2012年8月2日木曜日

学図研福島大会

今日から、学図研第28回全国大会が、福島の磐梯熱海温泉で行われています。

1日目は、飯館村村長の菅野典雄さんの講演。人口数千人の村でも、やれることはいろいろあるのだということがよくわかりました。

そうした村を襲った放射線の危険。様々な困難を抱えながら、それでも村を持続させていこうという方針に、村の中でも外でも賛否両論だそうです。

そうした中で、外に出て行った人の子どもたちも、残った人の子どもたちも、どちらも村の子どもであるという姿勢を貫いておられるのは、立派。


夜は、学校司書の法制化についての緊急ナイター。よく聞くと1年以上前から関係団体の課題に上っていたことではあったようですが、まだ法律の具体的な内容は明らかになっていません。

司書教諭との兼ね合いはどうなるのか、等々の問題点もあるのですが、政治というのは一直線に進むものではありません。紆余曲折しながら、外から見ていると奇妙な妥協案が通っていったりもするようです。

であるからこそ、現場に近い立場のものが、目指すべきところをはっきりと指し示していかなければならないと思います。学図研のこれまでの蓄積が試される?

ちなみに、学図研は学校図書館に「専任・専門・正規」の職員が必要であると考えています。

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