西海市立S中図書館

2012年10月6日土曜日

ベルリン国立美術館展(国立西洋美術館・九州国立博物館)

フェルメールの作品が来ているというので、夏に国立西洋美術館に見に行きましたが、10月からは、太宰府の九州国立博物館にやってきます。

ちょうど10月末に修学旅行に行くのですが、帰路に立ち寄る予定。事前学習で、美術の先生が取り上げてくれたので思い出しました。

フェルメール以外にも、ルネサンスからロココ時代に至る、ヨーロッパの名のある作品がいっぱい来てます。でも、フェルメールは別格。


「真珠の首飾りの少女」よかったです。フェルメールの他の作品同様、これも小ぶりの作品ですが、その繊細さと静けさに打たれます。近代的なリアリズムが、すでにここで完成してしまったという印象を受けます。

フェルメールはその生涯に謎の多い作家とされていますが、画面に表現されているものは、極めて明晰に思えます。すみずみまでいきわたった近代的な精神。

画像は、この展覧会のウェブページからダウンロードした、壁紙用のものです。自宅のパソコンの壁紙はこれに替えました。


この、レンブラント(派)の「黄金の兜の男」も来てました。兜と肩の金具に反射した光にまぶしさを感じるくらい。これも文句なしにいいんですが、フェルメールはもう完璧。

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