自宅の書架から古い蔵書を引っぱり出していたら、次々と気になる本が出てきて困ってます。
その頃、自分自身の中に刺さるように入ってきていた、それらの本に書かれた言葉は、今開くと、改めて私を打ちのめします。
右端は、同じく飯吉光夫さんの訳で、同じ作者の『迫る光』(思潮社、1972)。まん中は、Paul Celan,Ausgewaehlte Gedichte,Zuhrkamp,1974。
どれも、大学1・2年生の頃買ったものです。ろくに授業には出ていなかったので、ドイツ語の詩を読むような力はまったくなかったのですが、少し背伸びをして原典の作品を暗唱したりしてました。
1冊全部覚えるくらいのことをやっていたら、多少はドイツ語も使い物になったかもしれません。
それはともかくとして、翻訳の壁を越えて訴えかけてくるもののある、作品たちです。
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