なかなかこの人の新刊が出ないな、と思っていたら、「読書案内」ということで、書店の文学の棚にありました。これは仕方ないですが、他の著作は、例えば、『日本史漫談』も、タイトルにかかわらず、社会学の棚に置いてありました。中身を読めばそこがふさわしいと思います。
この本を、社会学というのは無理がありますが、同じ著者のものはずっと追いかけて読んでいる私のような読者にとっては、そこにも置いてほしかったところです。
あえて気になるところを言えば、紹介されている本の出版年がやや古いこと。そうなった理由は、実際に読んで、よかったものだけ厳選したから、という著者の弁。
確かに、いい本が並んでます。「そのうち身になる読書案内」というひかえめなサブタイトルがついてますが、「すぐ効く」と言ってもいいような気がしました。
目次は「地球温暖化の真実」「持ち家、賃貸、どっちがいいの?」といった具合なので、紹介されている著作の一覧がほしかったです。
後から、掲載されている本を探すのが、ちょっとやりにくい。なんだか否定的なコメントになってしまってますが、いつもにまして面白く読めました。いろんな悩みが解消される一冊。
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