西海市立S中図書館

2013年10月16日水曜日

平湯モデルと免震構造

東日本大震災のときに、平湯モデルは地震に強いかもしれないということを書いたのですが、何と、それが実証されてました。

平湯先生のところに、名城大学の産学協同プロジェクトで、図書館家具の耐震試験をやったビデオがあって、それを見せてもらいました。

スチール製・木製いずれも、普通の書架は、阪神淡路大震災程度の揺れで、あっさり中の本が飛び出してしまいます。

それに対して、平湯モデルの床置き書架は、まったく平気なのです。本も飛び出さないし、倒れもしない。

平湯先生は、直感的にそうだろうとは思っていたとのことでした。下の方が広がっていることと、床に固定しないことで、意図せず免震構造になっていたようです。

ちなみに、ビデオは見ていないのですが、よくある、スチール書架の上部を、スチールのアングルでつないだ構造、あれは、実際の地震の揺れにはほとんど無力だそうです。

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