ものを配置するときのやってしまいがちな失敗は、何でも、定規で測ったようにきっちり並べること。
もちろん、きちんと並べることも大切なんですが、すべて四角四面にやってしまうと、図書館がとても堅苦しい、息のつけない場所になってしまいます。
一方、平湯先生が、ひところ、家具などのレイアウトについて、斜めに置くことを提唱したら、なんでも斜めにしてしまうところがあったとのことでした。
全部斜めにすればいいというものではない、というのが平湯先生の弁。
例えば2/3は、きっちり並べて、残りの1/3を斜めにする、といったバランスが必要になるでしょう。
本の展示も、あまりキレイにそろって並べてあると、ちょっと冷たいイメージになってしまいます。向きや角度を変えて並べてやると、楽しげで親しみやすい雰囲気を作れます。
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