新進の教育哲学者の書いた本です。教育とは何か、という話から始まります。そして、学力を向上させるために何が必要なのかという具体的な議論へと進んでいきます。
勉強が嫌いな子どもをいったいどうしたらすくい上げることができるのか、ちょっと理屈っぽい本だと感じる人もいるかもしれませんが、教師や親の立場の人たちに、著者の意見を注意深く読んでほしいと思います。
私たちが置かれている条件の中で、いったい何ができるのか、とってもよくわかる本です。学校図書館の役割についても言及されています。
ちなみに、著者は今年から熊本大学に来るそうです。直接話を聞く機会も出てくるかもしれません。楽しみです。
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