先日、アメリカの世論調査で、第39代のアメリカ大統領、ジミー・カーター氏が、戦後の大統領ワーストランキングの4位になったといニュースを読みました。
カーター氏は、戦後のアメリカ大統領の中で、唯一戦争をしなかった大統領だそうです。戦争しない、という選択は、手放しで賞賛されるものではない、ということのようです。むしろ、派手に仕掛けていった方が、選挙の票は集まったりもする。
この本は、ネルソン・マンデラ氏が集めた「エルダーズ」と呼ばれるグループのメンバーへのインタビュー集です。
カーター氏をはじめとするこのグループのメンバーの行動ぶりを読むと、世界はまだまだこれからいい方に変わっていくのだと思えるようになります。
同じ編者による『知の逆転』(NHK出版新書、2012)も面白かったです。
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