この本を読むと、国民国家とグローバリズムとは相容れないものだということがよく分かります。
今の総理大臣は、一見国家主義者に見えるものの、一方で経済のグローバル化を強力に推し進めています。それが何を意味するのか、この本によって分かったように思いました。
国家主義者を装っているのは、単に票集めの人気取りなんだと思います。本物の国家主義者は、もっと国を大切にするはず。この人は、グローバルな金融資本に国を売り渡すつもり?
著者がそんなことを書いているわけじゃありません。ないけど、そんなこと考えながら読みました。
賃金は低ければ低いほどよいという、この大元の政策をなんとかしないと、学校司書の勤務条件なんかも、よくなりっこないですね。
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