ペンギンの仲間は、地球上に18種類いるそうです。これを多いとみるか、少ないとみるかは別として、著者は、そのすべてについて、鳴き声などの生態を明らかにしていきます。
中には、絶海の孤島にしか生息しない種類もいて、そんなペンギンのことを研究しようとするなんて、とんでもなく無茶なことに思えてしまいます。
淡々と18種類のペンギンのことが語られていて、最初は単調で地味な本だと思いながら読みました。
でも、読み進めるうちに、著者のペンギンへの愛情が、じわっと伝わってきて、とてもさわやかな読後感を味わうことができました。
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