NIE(教育に新聞を)という活動があるのは皆さんご存じでしょう。先日の県教委の研修会でも、発表者・講演者、ともにテーマとして取り上げていました。
昨日紹介したジュリア・カジェさんの本の中でも、新聞が質の高い情報を提供し続けることが、民主主義にとって極めて重要な課題であるという考えが貫かれていました。
我が国の新聞の現状はどうなんでしょうか。読むに値するまともな新聞が複数あることが、NIEが成立する前提として必要だと思います。
少し前に、従軍慰安婦の問題で、朝日新聞が誤った報道をしたとして謝罪・訂正をしたことがありました。
このことで、私は、大手の新聞の中では最左翼とみなされている朝日新聞が、自らの政治的立場にそった方向に事実をねじ曲げて報道し続けていたのではないか、という勘ぐりをしてしまいました。
いずれにしても、意図的だったかどうかはともかく、長年にわたって、一人の人物の発言のみに頼って事実に反する記事を書き続けたということがあからさまになったのでした。
それまでは、私は、どれか読みたい新聞一紙を選べと言われたら、迷わず朝日を選んでいたと思いますが、このことがあって以来、私の選択には迷いが生じました。
政治的な発言というのは、証拠よりも党派性が優先されるものです。それは、テレビやインターネットが普及するずっと前からそうだったと思います。
また、新聞記事は、できあがった筋書きにそって書かれることが多いものです。短い時間で事実を伝えようとすると、どうしてもそうならざるをえない、ということでしょうか。
新聞を批判的に読む、というのは難しいことです。でも、新聞だけでなく、メディアを批判的に読み解く力は、とても大切だと思います。
ただ、それは、何となく大事なものだから、とりあえず親しんどけばいいじゃないか、というようなナイーブな姿勢からは決して育たないと思います。
昨日紹介したジュリア・カジェさんの本の中でも、新聞が質の高い情報を提供し続けることが、民主主義にとって極めて重要な課題であるという考えが貫かれていました。
我が国の新聞の現状はどうなんでしょうか。読むに値するまともな新聞が複数あることが、NIEが成立する前提として必要だと思います。
少し前に、従軍慰安婦の問題で、朝日新聞が誤った報道をしたとして謝罪・訂正をしたことがありました。
このことで、私は、大手の新聞の中では最左翼とみなされている朝日新聞が、自らの政治的立場にそった方向に事実をねじ曲げて報道し続けていたのではないか、という勘ぐりをしてしまいました。
いずれにしても、意図的だったかどうかはともかく、長年にわたって、一人の人物の発言のみに頼って事実に反する記事を書き続けたということがあからさまになったのでした。
それまでは、私は、どれか読みたい新聞一紙を選べと言われたら、迷わず朝日を選んでいたと思いますが、このことがあって以来、私の選択には迷いが生じました。
政治的な発言というのは、証拠よりも党派性が優先されるものです。それは、テレビやインターネットが普及するずっと前からそうだったと思います。
また、新聞記事は、できあがった筋書きにそって書かれることが多いものです。短い時間で事実を伝えようとすると、どうしてもそうならざるをえない、ということでしょうか。
新聞を批判的に読む、というのは難しいことです。でも、新聞だけでなく、メディアを批判的に読み解く力は、とても大切だと思います。
ただ、それは、何となく大事なものだから、とりあえず親しんどけばいいじゃないか、というようなナイーブな姿勢からは決して育たないと思います。
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