西海市立S中図書館

2016年2月10日水曜日

目標管理シート

教育活動のさまざまな側面に、それぞれ数値目標を定めて、進捗状況を報告し、最終的な自己評価をしなければなりません。

教育活動の多くは、数値目標になじみません。学力を付けることが、学校の大切な目標の一つでしょうけど、これを客観的に数値で示す、それも進捗状況を示すというのは、なかなか困難です。

ある時点での学力は、テストの結果でおおむね分かりますが、では前回から学力がどう変化したのか、テストの内容は当然変わっているので、実際は変化したのかどうか、分かりません。

では、同じ問題をやれば、と考え、実際そうしている人もいるようですが、同じ問題をやって、前回と今回を比べ、点数が上がっていたら、学力がついたと言えるのでしょうか。すでにやった問題をもう一度やれば、学力は変わらなくても点数は上がって当たり前でしょう。

学力ですらこの有様ですから、他のことについて、数値目標を掲げて云々というのはまやかしに過ぎません。

でも、お役所的には数字が出てこないことは、なかったのと同じです。

そんな中、実にはっきりした指標があります。図書の一人平均貸出数です。おかげで、目標管理シートがずいぶん書きやすくなりました。当初の目標は早く達成してしまっていたので、目標そのものを修正していましたが、それもほぼ達成でした。ここは、A評価です。

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