あけましておめでとうございます。
今年は金沢で正月を迎えました。
金沢城は、城の内側に上がっていくと、外側の堀より高い位置にもさらにまた堀が造られていて、ちょっと不思議な感じがしました。
城の設計者というのは、権力者の意向を受け、いささか偏執的に仕事をしているのではないかと思えてきました。
同じ権力者が作ったものでも、庭にはまったく別の味わいがあります。
この落ち着いたぜいたくな空間は、権力の後ろめたさを無意識のうちに補うためのものだったのかもしれません。
金沢は、室生犀星の故郷でもあります。犀川のほとり、犀星が幼少期を過ごした雨宝院のすぐ傍に、犀星の記念館があるのですが、三が日は休館でした。
金沢は、室生犀星の故郷でもあります。犀川のほとり、犀星が幼少期を過ごした雨宝院のすぐ傍に、犀星の記念館があるのですが、三が日は休館でした。
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