西海市立S中図書館

2019年5月14日火曜日

体育大会前

今度の週末は体育大会です。10連休後に慌ただしく準備が進められています。それで、いつにも増して生徒達も忙しく、昼休みの図書室は開店休業状態でした。

しかし、司書のいる日は、そんな中をかいくぐって生徒がやってきます。やっぱり司書に毎日いてほしいと思うのですが、当分そんなことにはなりそうにありません。

現勤校は全6クラスの小さな学校ですが、非常勤の教師が4人います。授業を担当する教員は全部で14名ですから、極めて高い比率になります。

知人にそんな話をしていたら、そういう現状はどうにかならないのかと言われました。長崎は、県も市もお金がないことを理由に、教育環境を最低限のものにとどめておいてそれでよしとする政治が長いこと続いています。

お金がないといいながらも、やれ新幹線だ、やれMICE施設だといって、そこには高額の予算を投入する訳ですから、実は、お金の使い方の問題なのです。

公的なお金の使い方を決めるのは、議会。議員さんたちの考えが変われば、お金の使い方も変わるのです。残念ながら、箱物より教育にお金を投じようという人たちが議会の多数派をしめるようになるとは考えにくいのですが、投票をして議員を選ぶ権利を持つ市民の声は、大きくなれば無視できなくなります。

最初の話に戻りますが、当面不可能に思えても、ほしいほしいと言い続けなければなりませんね。

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