西海市立S中図書館

2019年8月4日日曜日

分類サインの取り付け角

Sさんと言えば、今回の研修会で何を作りたいか相談した司書の一人ですが、そのとき、サインの取り付け角について相談がありました。


これは、現勤校で使っているものですが、ブックエンドに斜めに貼り付けています。表面は、上向きになっているわけです。こういう取り付け方が一般的だと思います。

Sさんは、これを何とか下向きにできないかと考えていたのでした。棚の上の方に置くことが多いと思うので、しごくまっとうな問題意識だと思います。

そこで、こういう部品を作ってみました。材料は2×4材です。左側の小さな部分は、棚に置くようなスペースがないとき、壁などに貼り付けて使おうというものです。


さきほどのサインを貼り付けるとこんな具合です。


下から見上げると、上向きに付けてあるものに比べるとずっと見やすくなりました。


これについても、Sさんと研修会後に話したのですが、そのおりに作ったブックスタンドが、これと同じような使い方ができるという話になりました。

その後、私も考えたのですが、斜めのカットは難しいので、部品は長方形のままで、ブックスタンドを傾けたときのように、端に部品を挟んで、少し高さをあげてやると、同じ働きをさせらることに気づきました。

スライド丸ノコがあれば角度をつけた切断もいたって簡単なのですが、それがないときはこのやり方が単純でいいかもしれません。

なお、多くのホームセンターでは、材料を購入すると有料または無料でカットしてくれるサービスをしています(ただし、直線切りのみ)。

また、道具を貸してくれるところもあります。自分でノコギリで切るよりはるかに正確なカットができるので、有料だったとしても悪くないサービスだと思います。

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