西海市立S中図書館

2020年5月12日火曜日

入試と学校の改革

まだ学校が再開できない地域と、再開した地域とでは、今後、カリキュラムの消化に関して、大きな開きが生じる可能性があります。

そこで生じた格差を簡単に埋めることはできません。では、どうしたらいいのか。

全国一律の知識を学校で詰め込むというカリキュラムのあり方を見直せばよいのです。そして、その成果を試すような知識偏重の入学試験をやめればいいのです。知識ではなく、考え方や表現力、あるいは学校におけるパフォーマンスの質を問うものにする。

そうしたとき、当然、合否判定の基準も、今までとは違ったものになります。同じままやろうとすると、大学の統一テストへの記述式導入のような結果になってしまいます。記述を重視した試験問題は、1点・2点の差を競うようなやりかたにそぐいません。

この際変えるべきは、そうした学校や入試のあり方です。これを機に、全国統一カリキュラムにのっとって学校運営をする、というやり方をこそ改めるべきだと思います。

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