西海市立S中図書館

2021年9月9日木曜日

GIGAスクール構想

長崎市でも、小中学校の児童生徒に、端末が一人一台あてがわれています。クロームブックは動作が軽く、オンラインの教科書も準備されていて(まだ全ての学校・全ての教科ではないようですが)、私も、1学期は結構授業で使いました。音読の練習をするとき、個々の生徒に合わせたスピードでやれるのは有り難かったですし、学習効果がどうだったかは分かりませんが、生徒の受けはとてもよかったです。

ところが、今週になって、ネットワークへの接続スピードが極端に遅くなり、実質使えない状態が続いています。

いくつかの小学校で、meetの接続テストをしていることが原因らしく、テストする場合は短時間で終えることとか、その際ビデオ接続は切っておくこと(!)等の注意事項が連絡されてきました。ビデオを切ってしまったらテストにならないでしょうに。

何校が接続しようとしていたのか知りませんが、現状では、リモートのオンライン授業なんかとてもできないということです。これで、本市のGIGAスクール構想は絵に描いた餅であることが発覚してしまいました。

タブレット利用を前提に全ての授業を準備している教師もいて、困り果てていました。長崎市がどのような方法で個人端末のネットワーク接続を行っているのか知りませんが、いずれの方法であるにせよ、圧倒的な回線の容量不足です。10校や20校の児童生徒が一斉にmeetにつないでもへこたれないくらいの容量を、早急に準備していただきたいものです。

長崎市長様

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