布地の会社が、一社だけでこんな展覧会ができるくらい、たくさんの優れたデザインを持っているということにまず驚きました。フィンランド国内に、テキスタイルのデザインを専門に学べる大学や学部がいくつもあって、そこの卒業生がお抱えのデザイナーとして多く採用されていることもわかりました。
展覧会の終わりにあった販売コーナーには、リサイクルした布で作ったラグがありましたが、リサイクル品にしては、なかなかいい値段が付いていました。リサイクルしたものを使うということ自体に付加価値が生じているのだろうと思います。
フィンランドといえば、マリメッコのものがよく出回っているように思いますが、ポピーを大胆にあしらった独特のデザインは、一度見ると忘れません。そして、同じような他社の商品に比べて、価格は高めだったように思います。繊維産業というと、私には、途上国のものというイメージがありましたが、日本よりも平均年収が高い国が、ちゃんと生産を続けてこられているのが驚きでした。
国家的な戦略なのか、企業の力なのかはわかりませんが、いいものを作って、適正な価格で売って商売を成り立たせている、こうした会社がいくつもあるところがすごいと思います。おそらく、ユーザーも、いいものを買って、長く使うことをよしとしているのでしょう。そうなると、文化全体の問題で、簡単に真似のできる戦略ではないということになりそうです。
我が国で、経済格差が広がっていると言われていますが、それは、文化にも反映していて、アメリカから影響を受けた使い捨て文化が浸透し、生活の様々な局面で、ものを大切にしなくなりました。生活レベルの低下とも関係すると思いますが、100均クオリティが世間のスタンダードになりました。一方、成金趣味をひけらかすことが恥ずかしいことではなくなってしまい、有名ブランドの、あまり品がいいとは思えないコテコテの商品がもてはやされるようになりました(ブランドもののすべてが品がないという意味ではありません)。
PISA調査で、フィンランドが世界の上位にあったことを思い出しました。こうしたことの基盤には、教育の質の高さがあったのだろうと思います。
展覧会の終わりにあった販売コーナーには、リサイクルした布で作ったラグがありましたが、リサイクル品にしては、なかなかいい値段が付いていました。リサイクルしたものを使うということ自体に付加価値が生じているのだろうと思います。
フィンランドといえば、マリメッコのものがよく出回っているように思いますが、ポピーを大胆にあしらった独特のデザインは、一度見ると忘れません。そして、同じような他社の商品に比べて、価格は高めだったように思います。繊維産業というと、私には、途上国のものというイメージがありましたが、日本よりも平均年収が高い国が、ちゃんと生産を続けてこられているのが驚きでした。
国家的な戦略なのか、企業の力なのかはわかりませんが、いいものを作って、適正な価格で売って商売を成り立たせている、こうした会社がいくつもあるところがすごいと思います。おそらく、ユーザーも、いいものを買って、長く使うことをよしとしているのでしょう。そうなると、文化全体の問題で、簡単に真似のできる戦略ではないということになりそうです。
我が国で、経済格差が広がっていると言われていますが、それは、文化にも反映していて、アメリカから影響を受けた使い捨て文化が浸透し、生活の様々な局面で、ものを大切にしなくなりました。生活レベルの低下とも関係すると思いますが、100均クオリティが世間のスタンダードになりました。一方、成金趣味をひけらかすことが恥ずかしいことではなくなってしまい、有名ブランドの、あまり品がいいとは思えないコテコテの商品がもてはやされるようになりました(ブランドもののすべてが品がないという意味ではありません)。
PISA調査で、フィンランドが世界の上位にあったことを思い出しました。こうしたことの基盤には、教育の質の高さがあったのだろうと思います。
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