16人の料理人が、それぞれ自分の子どもの頃の悩みなどを書き、そこに簡単なレシピを一つ付け足すという形の本です。
ここに出てくる人たちの子どもの頃の様子を聞くと、それぞれがなかなか重い困難を抱えていて、そこを読んだだけでも救われるかもしれません。そんなやっかいな子どもであっても、ちゃんとこうして大人になり、一人前の仕事をしているのだと。
レシピの方も、例えば、カップ麺のちょっとしたアレンジといった、本当に誰にでもできそうなものばかりです。
ただ一つ難点があるとすれば、この本をぜひ読んでほしい、この本を本当に必要とする子どもは、なかなかここにたどり着かないだろうと思われることです。この本を見つけて、レシピの一つも実際に作ってみるような子どもは、きっと何とか生き延びることができるでしょう。
この本を読みながら、このタイトルは、決して大げさなものではないと思いました。

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