この学校の図書室は、入り口がアコーディオンカーテンで仕切られています。古くなって、上の方の裏地が破れ、金具から外れてしまっていました。
天井の高さは3m近くあり、作業をするのに、普通の脚立(1.8mくらい)では間に合わず、樹木の剪定などに使う大きなハシゴを持ってきました。
縦に通っている太い針金のような金具と、表の生地を縫い合わせてみました。
最初の状態よりはましになりましたが、下の方は元通りにはなっていません。下の方も縫い付けるべきかどうか、思案中。
使った道具は、蝋引き糸、千枚通し、ハサミ、セール針(帆布のような厚物を手縫いするための断面が三角形の太い針)です。
厚い生地を縫うときは、最初に千枚通しで穴をあけ、そこに針を通します。生地が非常に厚いときは、パームという、手のひらで使う指ぬきのような道具で針を押したり、ペンチで針をつまんで引き抜いたりします。今回は、ビニールの生地で、そこまでは必要ありませんでした。
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