一つだけ強調するとすれば、この体系は、意味論や認識論から見たとき、問題点を孕んでいるということです。そこだけ分かってもらえれば、十分です。
現実問題としては、そういう事情だから、学校教育の中であまりこれを強調しないでほしいということです。NDCを使ってもかまいませんが、それを教え込むようなことだけはしないでほしい。
児童・生徒には、分類が分からなくて困ったら、図書室のどこかに必ずある分類表を見るか、司書に聞くかしてほしい。
多くの人は、そんなことするわけないじゃないかと思われるかもしれませんが、学校では、NDCを暗記させるといった類の馬鹿げたことが起こりうるのです。しかも、図書館教育に熱心と思われている人がそれをやったりする。
これ以上、学校で教える無駄な知識を増やさないでほしいと強く願います。
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