西海市立S中図書館

2026年4月11日土曜日

21世紀の教育

前回の書き込みからだいぶ時間が経ってしまいました。その間に、新たな戦争が始まり、せっかく減税で安くなったガソリン価格は、減税分を吹き飛ばしてしまうような急騰を見せました。経済のグローバル化は、ジャイアンのような大統領が気まぐれで始めた戦争の影響が、短時間で一気に世界中に及ぶ結果を招いています。そして、その尻拭いは、影響を受けた国で勝手にやるべきだというのが、トランプ氏の言い分のようです。

こうした横暴に対しても、日本政府は明確に批判の言葉を口にしません。もちろん、ジャイアンの機嫌を損ねると、倍返しで反動が来るかもしれないので、うっかりそんなことは言えないという事情は分かります。一見、無事に通過したと思えた先月末の日米首脳会談でしたが、その後の報道によると、トランプ氏は、日本は何もしてくれないと明確に不満を表明しています。無事だったというのは、事態の表面だけを見て得た判断だったわけです。

第二次世界大戦の敗戦国であった日本は、アメリカの属国のように振る舞うことで生き延びてきたわけですが、これからもその道を続けるのでしょうか。勝ち目のないけんかをふっかけようというのではありません。これまでの関係は維持しながら、一方で他の多くの国々との関係を深めていく、それ以外に、この国が生き延びる道はないように思います。

国家間の問題には国際法に基づいて紳士的に対応すべきだという了解事項があったはずだと思っていますが、21世紀になってそんなものは雲散霧消してしまいました。ここに、大きな時代の変化を感じます。すでに、半世紀前から、変化への対応というのが教育の重要課題の一つでしたが、ここへ来て、その重要性の度合いがいっそう増しています。

世界は変わってしまいました。答えが定まらないどころか、そもそもちゃんとした問いを示すことすら難しい時代になりました。それに対応できない国家は、じわじわと滅んでいくしかありません。パソコンを子どもに持たせるとかいう手段の問題ではなくて、ルールも答えもどこにあるのか分からない世界の中で、どのように答えを導く筋道を立てていくか。大概のことにはAIが的確な答えを教えてくれるようになった今こそ、教育の質の根源的な変革が求められていると思います。

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