龍馬伝人気で、長崎の土産物売り場の品揃えもすっかり様変わりしました。龍馬関連商品が続々登場です。
そんな中に、B明堂の「海援隊カステラ」があります。
『雄魂姓名録』(「海援隊雑記帳」京都国立博物館所蔵)に「カステイラ仕様」として「正味 玉子 百目 うどん 七十目 さとふ百目 此ヲ合テヤク也 和蘭実方」とあるそうです。(商品の案内より)
目(もんめ)をグラムに読み替えると、ちょうど卵2個を使って、18cm角形で焼けそうです。やってみました。
材料はこれだけです。粉は全粒粉、砂糖はきび砂糖を使いました。
卵を泡立てます。黄身と白身、別立てにしました。機械力に頼ってしまいました。
18cmの鉄の角形を使いました。新聞紙を幾重か敷いて、最後はクッキングペーパー。これも江戸時代にはなかったはずですが...
180°で10分焼いた後、新聞紙でフタをして、温度を170°に下げ、さらに20分。焼き上がったら、シフォンケーキのようにビニール袋ですっぽり包んでさまします。
完成!空気抜きが不十分だったようで、表面が滑らかではありません。粉類は2倍の分量でよかったかも。
レシピは簡単そのものですが、粉の選択一つにしても、復刻版と言うにはもっと追求しないと...NHKTVの時代考証はどれくらい緻密になされているのでしょうか。
何を使って泡立てたのか。温度管理なんか、どうやったのか。疑問は次々に湧いてきます。文字情報の限界です。
誰か調べてきてください。(自分でやれよ!)
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